この2つの軸を用いて、学生を以下の4つの層に分類することができます。
・上位校×就職意識が高い:就活エリート層
・上位校×就職意識が低い:ぼんやり高学歴層
・中下位校×就職意識が高い:普通の学生層
・中下位校×就職意識が低い:就活落ちこぼれ層
それぞれの学生が、損をするか得をするか、見ていきましょう。
「就活エリート層」には上位企業が集中
いわゆる「上位校」の学生で、かつ就職意識が高い層は、「就活エリート」と呼ばれるに値する層です。この層の学生は、今回の就活後ろ倒しで得をする、非常に恵まれた方々だと言えます。
この層の人の通っている「上位校」へは、企業のリクルーターがこれまで以上に積極的に接触してくると考えられますし、もともと就職意識が高いので、友人などからもリクルーターの情報が入りやすくなっているでしょう。
今後、企業が展開しようとしている水面下での採用活動は、基本的に「上位校」の学生にターゲットを絞って行われるので、「上位校」以外の学生が同じ競争の土俵に上がってこない分、むしろ就活後ろ倒しが有利に働きます。
ですから、「就活エリート」層の人は、これまでどおり企業の採用活動に敏感にアンテナを立てて情報を収集し、行動すれば、内定をとるのはほかの層の学生に比べて、数段、容易だと予想されます。
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