割り切った操作性で一眼とコンパクト機のいいとこ取り--ソニーのミラーレスカメラ「NEXシリーズ」《東洋経済モノ奉行》


 背景をボケさせるには被写界深度を浅くする(ピントが合う範囲を狭くする)必要があるが、センサーが大きいほど被写界深度は浅くなる。大判センサーを搭載したNEXは、コンパクトデジカメに比べこのボケが簡単に表現できる。
 
 わが家に花畑はないので、代わりに愛猫を被写体に試してみた。


■NEXの場合。手前の肉球にピントを合わせると、奥がしっかりとボケる。撮影モードはカメラが自動設定するおまかせモード。


■コンパクトデジタルカメラの場合。手前の肉球にピントを合わせても、奥のボケはさほどではない。絞り優先モードで、絞り値(F値)を最小の2.0にして被写界深度を浅くしボケやすくはしてあるが……。

コンパクトさでも秀でている。
 
 NEXシリーズのフランジバック長(センサー面からレンズマウント=接続=面までの距離)は18ミリ。従来のαシリーズのわずか4割、競合のミラーレス機と比べてもさらに2ミリ短く、レンズ交換式カメラとしては世界最短(5月の製品発表時点)だという。ボディの重さもNEX‐5で287グラムと、これまた世界最軽量(同)だ。

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