割り切った操作性で一眼とコンパクト機のいいとこ取り--ソニーのミラーレスカメラ「NEXシリーズ」《東洋経済モノ奉行》


消えた「アレ」 賛否両論の操作感だが…

実はNEXは、ほぼすべてのデジタルカメラに付いていた「アレ」を廃するという大きな挑戦をしている。アレとは「モードダイヤル」だ。


■これがモードダイヤル(他社製品)

モードダイヤルは、全自動、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアルなど、撮影モードを選ぶためにある(コンパクトデジタルの場合は夜景、ポートレートなどのモードが選べる)。
 
 だが多くのカメラユーザーはこのモードをつねに全自動にしたままで、他のモードの意味がいまひとつわからないままなのではないだろうか。モードダイヤルだけではない。一眼レフを手に取って、ボディ上部や背面部に並ぶISO感度やホワイトバランスなどの設定ボタンの多さにたじろいだ人は少なくないはずだ。
 
 これに対しNEXはダイヤルやボタンを極力減らし、背面の2つのボタンで複数の機能を操る独自のユーザーインターフェース(UI)を採用している。


■上面にはモードダイヤルがない


■背面のダイヤルの上下にあるボタン2つで複数の機能を操作する

このUIについては賛否両論だ。
 
 特にカメラを使いなれた人にとっては、本来あるべきボタンがないというのは非常に不便である。また、複数の機能を少ないボタンに割り当てているので、通常ならボタンを1回押せば設定できることでも、2~3回押さなければならないという面倒もある。

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