割り切った操作性で一眼とコンパクト機のいいとこ取り--ソニーのミラーレスカメラ「NEXシリーズ」《東洋経済モノ奉行》


 だがNEXを1カ月使ってみて、このUIは実はなかなか使いやすいと記者は感じた。とにかくボタンが少ないので、「あれ?」と思っても適当に触っていれば目的の機能にたどりつくのだ。操作感にクセがあるのは否定しないが、個人的には決して使いにくくはない。

「カタログ作りから始まった」

随所にこだわりの感じられるNEX。開発秘話を、ソニー・パーソナルイメージング&サウンド事業本部の手代木英彦統括部長に聞いた。

--NEXが生まれた経緯は。

ある日、デジタルイメージング事業の本部長に呼ばれてイラストを示され、「こういう小さいカメラを作ってくれ。四の五の言わずにやれ」と。
 
 そのときのイメージは今あるカメラが小さくなったもの。現場で考えてみたら、求められたものは簡単にできるとわかったけれど、「このままじゃ面白い製品じゃないね。もうちょっと違うものにしたい」となった。


■当初のイメージ(右)。確かに従来のαが小さくなっただけの印象

実はモノ自体の設計・開発にはそんなに時間はかからなかった。いちばん時間をかけたのは、その前のコンセプト固め。ここに4カ月ぐらいかけた。通常は発売直前に作る製品カタログを最初に作るという異例の作業もあった。

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