混迷政局と日本経済のゆくえ--水野和夫×塩田潮


 僕は、関連法案がまったく通らず来年の2月か3月頃に菅政権が「立ち枯れ」の恐れがあると見ています。次の政権は、相当重心を低くして、スタートから大きいことを言わずに残りの時間をかけて説明していかなくてはいけない。それを衆議院議員の任期満了と次期参院選が重なる2013年、国民がどう判断するかですね。


みずの・かずお●1953年、愛知県生まれ。80年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了後、八千代証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に入社。金融市場調査部長、執行役員を経て05年より三菱UFJ証券参与・チーフエコノミスト(現職)に就任。著書に『金融大崩壊「アメリカ金融帝国」の終焉』(NHK出版)などがある。


しおた・うしお●1946年、高知県生まれ。ノンフィクション作家・評論家。慶応義塾大学法学部政治学科を卒業。処女作『霞が関が震えた日』で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞。『田中角栄失脚』(文春新書)『金融崩壊-昭和経済恐慌からのメッセージ』(日本経済新聞社)『危機の政権』(東洋経済新報社)など著書は50冊を超える。


(構成・沼由美子 =東洋経済オンライン)

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