ナゴヤドーム、ご当地グルメがピカイチ 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<3>

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連載の第3回は中日ドラゴンズのホーム球場・ナゴヤドームだ。ご当地グルメ満載でフードの充実ぶりはピカイチの球場である。

観戦日は7月27日(日)で対戦相手は巨人。座席は1塁側内野B指定(2階20通路21R列387番)で座席料金は3900円だった。筆者の過去の観戦経験は2011年6月15日(水)の交流戦でのソフトバンク戦だ。

なぜか球団直営のチケット販売用ウェブサイトがない

ドラゴンズの公式戦主催試合の観客動員数推移(上記グラフの単位は百人)。昨年は199万8000人で12球団中4位だった

まずはチケット。ネット、店頭、電話での3通りでの購入が可能だが、中日は12球団中、唯一球団直営のチケット販売用ウェブサイトがない球団だ。広島の場合はウェブサイトがあるようなないようなだが、それ以外の10球団は座席の確保まで一度に完結する球団直営サイトがある。

球場は中日新聞のグループ会社である㈱ナゴヤドーム保有だが、ここにもチケット用のウェブサイトはない。

ウェブで買おうとしたら、セブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあのいずれかで買うことになり、270円の手数料がかかる。このため、購入手数料がかからないのは、セブンイレブンの店頭端末の他、球場や中日新聞の販売店などの店頭売りに限られる。

筆者は別件でイープラスの会員登録をしてあったので、今回はイープラスで購入。座席指定も出来るのだが、今回は日程の関係上この日しか行ける日がなく、あいにく対戦相手は巨人。当然申し込み時点ではチケットは既に残りわずかになっていて、座席を選べる余地はほとんどなかった。

ちなみに、イープラスの場合、ゲームによって決済方法が異なる場合がある。たとえば9月12日からのヤクルト戦は、クレジットカード決済でしか買えないが、13日からの巨人戦や、10月1日からのベイスターズ戦ではクレジットカード決済、コンビニ決済のどちらでも買える。

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