「お金が貯まらない人」時間の使い方、よくある4NG 意外に多い「落とし穴」あなたは大丈夫?
「お金持ち」「貧困芸人」両方見たからわかること
ぼくは大学を卒業後、国家公務員試験を受け、それに合格し、東京国税局に入局しました。ぼくにとっては、とてもやりがいがあって、楽しい仕事でした。
なぜ国家公務員である東京国税局職員を辞めて、経済面でとても厳しい芸人という世界に足を踏み入れたのか――。
みなさんと同じように、ぼくと会った人も、同じ疑問を抱くようです。
「どうして、国税局を辞めて芸人になったんですか?」
週に3回は聞かれます。そのときぼくは、いつも同じように答えます。
「おもしろそうだったからです」
国税局の仕事は楽しかったけれど、「芸人になれば、もっと楽しいだろう」と考えて、吉本興業さんの養成所であるNSCの門をたたきました。
芸人は、人と会う機会の多い職業です。とりわけぼくは、経営者団体の講演会などで、これまで1000人以上の経営者に会い、話を聞いてきました。その一方で、困窮する正社員・派遣社員の方をたくさん見てきましたし、なにより芸人仲間からはお金がない話、借金の話を、これまで何度となく聞いてきました。
その経験を通して気づいたことがあります。それは「お金持ち」と、そうでない人には、往々にして「考え方や行動に、ある共通のパターン」があるということです。
「お金が貯まらない人」をよく見ると、その何気ない行動の中に、実は大きな「悪習慣」が潜んでいることが少なくありません。
それはたとえば、「時間の使い方」にあらわれます。みなさんは、「こんな行動」に心当たりありませんか?
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