EV普及の壁「充電」の難題を解決するスゴ技の正体 驚異の新技術により電動車の時代は必ず来る!
電動車の時代は必ず来る
(2021/6/17時事通信社)
□2030年の完全移行は無理でも、電動車の時代は必ずやってくる
□フッ化物イオン電池が1回の充電で東京─福岡間を走破可能にする
□走行中の自動車にワイヤレスで給電する技術の研究も進んでいる
2020年12月。小池百合子都知事は「東京都内で販売する新車を2030年までに脱ガソリン車にする」と表明。2030年代半ばまでを目標とする政府に先駆け、環境対策に取り組む考えを強調しました。「あと10年もないじゃないか」「あまりにも無謀ではないか」といった声が上がるなか、先述のニュースのように、トヨタをはじめとする自動車メーカー各社は「脱ガソリン車」に向け、早速動き出しました。
それに対し、2021年6月。主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、大半の新車販売を2030年までに環境に配慮した車両にする目標を設定する計画を断念。代わりに「内燃機関を有する車」から脱却する取り組みを加速させると表明するにとどまりました。はたして「電動車の時代」は、本当にやってくるのでしょうか。
例えば「10年後に世界中で電動車への移行が完了している」というのは難しいでしょう。しかし「電動車の時代」は必ずやってきます。そして、日本はその先駆けになれるかもしれません。なぜなら、それに向けた素晴らしい研究が、着々と進められているのです。そしてその研究は、みなさんの想像より、きっと、ずっと壮大なものです。
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