就活の常識はこれだ!「登録すべきサービス」9選 内定獲得には「TikTok」が意外にも役に立つ

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2. 企業の口コミが見られる「OpenWork」

「企業分析」という言葉で、採用ページだけを見る学生は多い。だが、採用ページには断片的な情報しかなく、一歩先を調べるスキルが内定への差をつける。そこで人気になっているのが、転職者が口コミを記載する「OpenWork」だ。

OpenWorkは転職検討者向けの口コミサービスだが、中身を見る際は月1100円の料金を支払うか、勤務先の評価レポートを記述する必要がある。ただ、就活生はOpenWork経由で他社の就活サービスに登録することで、無料でクチコミを閲覧することが可能になる。

ワークライフバランス、退職する人の理由、福利厚生の実態など、OBOG訪問でも質問しづらい問いに答えてくれるのがこれらの口コミサービスだ。下手な質問を面接でしてしまうよりも、実態を知るためにぜひ登録しておきたい。

エントリーシート対策ならワンキャリア

3. ​あの四季報が作った公式サイト「シキホー!Mine」

まだ知らぬ優良企業を知りたいなら、「シキホー!Mine」へ登録しよう。シキホー!Mineでは四季報に掲載されているデータを精査し、ワークライフバランスが取れて年収が高い会社をランキングにするなど、かゆいところに手が届く情報が掲載されている。

就活生の段階で、あるいは社会人でも、上場企業をすべて知っている人は少ない。優良企業であるにもかかわらず、CMを出していないなどの理由で知られていない企業を、シキホー!Mineでは発掘できる。

4. 全就活生のプラットフォームになった「ワンキャリア」

ONE CAREER (ワンキャリア)は、もともと高学歴の就活生向け情報サイトだった。しかし、質の高い選考情報で他を圧倒し、現在は就活サイトの登録数トップ3に入っている。誰もが知る会社へ入りたいならば、必ず登録すべきサ―ビスへ成長した。

特筆すべきは豊富「かつ」整理整頓された選考情報。企業ページを見れば会社の特色から過去のエントリーシート(ES)、さらに面接で問われた質問までまとめて閲覧できる。

さらに、各社でどの大学から入社した人が多いかをグラフで見られるため、これまで秘されていた学歴フィルターが可視化された。自分の身の丈を知るうえでも、必ず登録したいサービスのひとつだ。

5、6. 就活インフラとなった「マイナビ」、SPI対策なら「リクナビ」

マイナビは古くから続く就活の一大サイトで、ここ経由でしかエントリーできない企業も多い。そのため、通常の就活をしていれば自然と会員登録することになるはずだ。

一方、「リクナビ」でぜひ活用してほしいのがWebテストの模擬試験(言語・非言語)だ。いわゆるSPIなどの選考試験はリクルートが開発しており、企業が最初に課してくることが多い。それを事前に受けることができるため、会員登録後にチャレンジしてほしい。このWebテストで8割のスコアを目指せば、まず足切りされることはなくなるはずだ。

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