日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。
その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は15万部を突破するベストセラーになっている。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「『何でも電話vsいつもメール』どちらが正解なのか」について解説する。
デジタルツールが広がる一方で「電話連絡」を好む人も
直接会わなくても、「ズーム」などのオンライン会議で済ませられようになり、「メール」や「LINE」などのチャット、「Facebook」のメッセージアプリで事足りるなど、人々のコミュニケーションツールは広がりを見せています。
ちょっとした連絡なら、デジタルツールを使って行うほうが便利で早くて、楽ちん。そうしたツールの便利さに慣れてしまった私は、すっかり「電話回避派」になりつつあります。
しかし、スマホ上でメールやさまざまなメッセージアプリを通じて、ほぼリアルタイムでコミュニケーションがとれる時代に、「電話での連絡を好む人」も少なくありません。
「電話をいきなりかけてくるのは、失礼であり、時間の搾取である」という言い分と「電話のほうが意思疎通しやすく失礼がない」との考え方がありますが、はたして、どちらに合理性があるのでしょうか。
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