「何でも電話vsいつもメール」どちらが正解なのか 「迷惑」「気持ちがわかる」「時間泥棒」結論は?

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しかし、メールやメッセージがスマホでできるようになり、使用回数が減るにつれ、電話への抵抗感が大きくなっていったような気がします。実際、「日本における電話の総通信回数」は、2013年の990億回から2018年度には783億回と約2割も減っています

「電話派」「メール派」は、年代や業種、企業文化などによっても分かれるようです。メディア、金融機関、メーカーなどお堅い重厚長大企業の中高年層の中には「電話が手っ取り早くて便利」「メールより電話のほうが、失礼がない」と思っている人が少なくありません。

永田町界隈でも、ガラケーを使って、高頻度に会話している姿をよく目撃します。私の母も、親せきや友人としょっちゅう、電話で会話をし、気晴らしに興じています。

コミュ力は「周囲の環境」や「慣れ」で大きく変わる

一方で、特にデジタルネイティブ世代の若い人などには、「電話での会話が苦手、怖い」という人も増えています

各種調査によれば、「電話に苦手意識を感じる」人が40.3~56%にも上りましたが、若年層ほど忌避傾向は強く、20代に至っては、64%もの人が「会社にかかってくる電話に出るのが嫌だ」と回答していました。

極度に電話での会話を恐れる人は、「電話恐怖症」(telephone phobia)という社会不安症の一種の可能性もありますが、そこまで深刻な症状がないまでも、電話の使用度が減っていけばいくほど、「電話はめんどくさい」と考える傾向は全体的に強まっていくでしょう。

というのも、「コミュニケーション能力」とは生まれつきというより、周囲の環境や慣れ、場数によって決まるものだからです。

小さいころから、隣近所の人とのおしゃべりに慣れて育った人と、そういう環境のなかった人とは、おしゃべりへの抵抗感はまったく異なりますし、プレゼンなどでの緊張感も場数によって大きく左右されます。

「立場が強くて無能な人ほど(電話を)使いたがる。若い人が嫌がるのは当然だと思う」(ひろゆき氏)、「電話してくる人とは仕事するな」(堀江貴文氏)など、当代のインフルエンサーと言われる人たちも、ことごとく「アンチ電話」の論陣を張り、話題になっています。

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