もはやリア充、若者が自宅で励む「推しごと」事情 持て余す「おうち時間」を若者はこう活用する

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若者たちが自宅で励む「推しごと」。その実際とは?(写真:筆者提供)
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コロナの感染者数が落ち着きつつありますが、1年半以上に及ぶ未曾有のコロナ禍は、Z世代の若者たちに大きな影響を与えました。

人格形成をする大切な時期に、彼らはどのような影響を受け、どのような変化をしたのでしょうか? 「コロナ禍に起こったZ世代の変化」についてお届けします。

日本の未来を担うZ世代の若者たちの変化を追うことは、日本の未来や未来の市場を考えることに他なりません。

5回目の今回は、現役の大学生が、コロナ禍ではやった、自分が好きなアイドルやアニメのキャラを応援する活動、いわゆる「推し活」(「推しごと」ともいう)についてレポートしてくれます。

特徴的な「3つの事例」

今回レポートしてくれる石田華子さん(清泉女子大学3年)

新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークやリモート授業、外出自粛などでおうち時間は明らかに拡大した。

一方、若者が頻繁に訪れるライブやフェス等のオフラインイベントは中止を余儀なくされている。アイドルやキャラクターなど、誰かを応援する「推し」という概念が広がる今、「推し」に会うことができるイベントが無くなったことによる喪失感は大きい。

そこで、増えすぎて持て余しつつあるおうち時間を「推し」に使う、「推しごと」をする若者が増加している。

近年、様々なコンテンツに対しオタクが急増しており、「推しごと」が若者に浸透している。オフラインの活動ができなくなったからこそ、自宅で簡単にできる「推しごと」に若者は夢中になっている。

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