センイルケーキとは韓国のバースデーケーキである。日本のバースデーケーキのように生クリームが絞られていたりフルーツが盛られているデザインではなく、丸い一段のケーキにクリームをフラットに乗せて、真ん中に文字を書くのが特徴。自宅でクリームをメンバーカラーにするなどして作成し、推しの誕生日や記念日を祝う。
近年、若者の間でファッション、カフェ、スイーツ、インテリアなど幅広いジャンルでくすみカラーや、シンプルデザインが支持されている。それは「映え」を狙った派手なもの、カラフルなものに飽きたことの反動でもあり、センイルケーキもそうした流れの中で流行しているといえる。
ホイップクリームなどの従来のデコレーションケーキは技術を要するため素人が手作りするのは難しいが、センイルケーキはさほど技術が要らない。そのため手作りでも完成度の高いものを作ることができたり、オリジナリティを出すことが可能なため「自宅推しごと」として人気のコンテンツである。
カップホルダーとは、カフェでコーヒーなどを購入した際についてくるスリーブのことだ。それを推しの画像で自作することが若者の間で流行している。韓国好きの間で流行しており、インスタの#カップホルダーの投稿数は4.7万件にものぼる(2021年10月1日時点)。
SNSに投稿する際にセンイルケーキなどと一緒に撮影することも多く、好きなドリンクに合わせれば簡単に自宅でカフェ風の映え写真を撮影することができる。スマホアプリで推しのコラージュ画像を作成し、コンビニで印刷といったように低コストで簡単に作成できるため若者に人気を集めている。
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