「有名私大の同窓」で結婚した19歳差夫婦のリアル 松崎しげるさん似の夫が語る「結婚の決め手」

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共通の趣味は飲食で、夜ご飯はお酒に合う料理を加奈さんが作ってくれる。酒好きの健一さんにとってはそれが一番の喜びだ。

「妻はつねに明るくいてくれます。だから、仕事で嫌なことがあっても妻とお酒とつまみがあれば大丈夫です」

ジム通いするような人たちは・・・

ならばもっと若くして結婚生活を送りたかったと思うかと問うと健一さんは首をかしげる。昔は性格的にもっとトガっていたし、外で飲み歩くことも好きだったので結婚には向かなかったと自己分析する。

「個人差があると思いますが、人間が形成されて落ち着くのは50歳を過ぎてからです。特に僕たちのようにジム通いをしている人は元気なので40代ではまだまだ若すぎると思います。僕の場合、他人の過ちを許したり思いやりの心を持てるようになったのは50代になってからです。車の運転もずいぶんおとなしくなりました。あと、性欲も減りました」

最後はやっぱり男子校ノリの露骨な発言をする健一さん。加奈さんのためにもいつまでも健康でいたいそうだが、タバコの量は変わっていないらしい。リビングで吸えない分だけ仕事場で吸いまくっているのだ。

「食事制限もやめました。以前はグルテンフリーの食事をしていたのですが、肌の張りが衰える気がするし、最近は食べても太れなくなってきたからです。現役でスポーツをしていた頃は筋肉で82キロもあったのに今では68キロになってしまいました」

体を鍛えて汗をかいた後、好きなものを食べながらビールを飲む時間が最高だと顔を輝かせる健一さん。50歳を過ぎて人間が形成されたらしいが、基本的には若い心を持ち続けている男性だと感じた。年下の加奈さんからも忠実な弟のように可愛がられているのではないだろうか。

幼稚園保育園から最終学歴に至るまで、どの「学校」を母校と認識するのかは人それぞれだが、自分が最も充実していた時期の教育環境を大事に思うのが一般的だと思う。健一さんと加奈さんの場合は大学であり、だからこそ年齢差を超えて生活や仕事の価値観が似通っている。年齢を重ねてから結婚相手を見つけたくなったら、母校のつながりを辿ってみるのもいいかもしれない。

本連載に登場してくださる、ご夫婦のうちどちらかが35歳以上で結婚した「晩婚さん」を募集しております。事実婚や同性婚の方も歓迎いたします。お申込みはこちらのフォームよりお願いします。
大宮 冬洋 ライター

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おおみや とうよう / Toyo Omiya

1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。著書に『30代未婚男』(共著、NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ともに、ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』 (講談社+α新書)など。

読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京や愛知で毎月開催。http://omiyatoyo.com/

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