就活生の「印象がよい採用ホームページ」TOP20 首位は楽天グループ、高評価の企業の共通点は?

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3位のソニーミュージックグループに対する評価は、「すごくポップで、エンタメ企業らしいなと思った」(理系・中堅私立大)に尽きる。「いろいろなページがあり、にぎやかで楽しかった」(理系・中堅私立大)、「アニメーション付きでわかりやすく、働きたいと思った」(文系・その他国公立大)。にぎやか、楽しさ、若々しさが学生の共感を呼んでいる。

イラストを使った楽しいデザインだけではない。学生に強い印象を残しているのは、「職種診断」だ。かなり多くのコメントがある。たぶんゲーム感覚で参加でき、診断結果から就活の気付きが得られることが評価されている。

「自分に合った職種を診断してくれる機能があった」(文系・その他国公立大)

「先輩インタビューや職種診断など、多角的視点で企業のことを知れるようなトピックがたくさんあった」(文系・その他国公立大)

信頼度が高い味の素

学生の企業評価軸の1つに「ブラック」がある。この5~6年でのメディア報道が多く、ほとんどの学生が気にしている。反対語は「ホワイト」だ。今回のコメントで2人の学生が、4位の味の素への評価で使っている。

「休日や給与、月残業時間がとてもホワイトで、地元に工場もあるため」(文系・その他私立大)

「ホワイトそう」(理系・中堅私立大)

いまは調味料として味の素を食卓で使うことは少なくなったが、その代わりわり同社の冷凍食品を常備している家庭は多いだろう。「味の素」は国民ブランドであり、好感度が高いのだと思う。ホームページのわかりやすさも評価されている。

 「学生に求めているポイントが明確」(文系・その他私立大)

「見やすい、デザインが素敵」(理系・早慶大クラス)

クイズ形式を使うページは好感度が高く、味の素でも使われている。

「クイズ形式で社員の言葉を開いていくページがあった」(文系・上位私立大)

Appleの創業者スティーブ・ジョブズはiPhoneという革命的な製品を生み出した伝説の人物だ。伝説と書く理由は、10年前の2011年にすでに亡くなっているので、いまの大学生には同時代感覚がないと思うからだ。そのジョブズが評価していた日本企業が、5位のソニーである。

学生も大いにソニーを評価している。評価の理由は2つある。1つは「シンプルでわかりやすかった」(理系・上位国公立大)。「非常に明確でわかりやすかったし、洗練されていた」(文系・上位私立大)とスマートさを評価する声もある。

シンプルという評価がある一方で、情報は多く詳しい。2つめは、学生の欲する情報を網羅しているホームページなのだ。それでいて、シンプル。デザイン力とはそういうものなのだろう。

「インターン、職種、各種制度、労働条件に関するすべての情報が明記されていた」(理系・旧帝大クラス)

「たくさんの子会社や部門があるが、それを1つのサイトで一括管理していてわかりやすかった」(理系・上位国公立大)

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