(第48回)【2011年度新卒採用戦線総括】面接に至る採用フローの変化を探る

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●エントリーシートの提出社数は文理ともに増加

エントリーシー提出社数(文系)
エントリーシー提出社数(理系)
 2009年10月にオープンした就職ナビからプレエントリーして受け付けてもらえた学生は、年を越してからエントリーシートを提出していよいよ企業の選考へと進む。文系の提出社数は理系よりはるかに多い。

 文系の社数は「30社以上」が25%でもっとも多いが、2009年年度では10%にとどまっており、2010年度に19%と9ポイントも増えて「10~14社」と並んで1位になった。今年の「30社以上」は他を圧している。
 「25~29社」も2ポイント増加しており、その他の選択肢はほとんどが前年よりもポイントを減らしている。トータルで言えば半数の学生が20社以上にエントリーシートを提出している。

 理系は文系ほどではないが、提出社数は増加傾向にある。10社未満のゾーンでは数が減り、10社以上のゾーンではだいたい増加している。そして過半数が10社以上に提出している。と言っても提出社数は文系の半分にとどまっており、文理の就職行動に明確な差が見られる。

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