(第48回)【2011年度新卒採用戦線総括】面接に至る採用フローの変化を探る

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●面接にたどり着けた学生は例年と変わりない数

面接を受けた社数(文系)
面接を受けた社数(理系)
 プレエントリーを提出し、次の段階に進むことを許されてエントリーシートを提出しても、自動的に面接できるわけではない。かなりの学生がエントリーシートではじき出される。

 「面接を受けた社数」で見ると、エントリーシート提出社数は増加したのに、面接社数では「30社以上」が微増している程度で、その他のゾーンには大きな変化は見られない。例年どおりである。かなりの数の文系学生が、面接にたどり着けずふるい落とされていると思われる。

 理系の面接も例年どおりだ。「4~6社」のゾーンが2ポイント減少し、ちょうどその分が「10~14社」のゾーンの増加分と一致する。その他は前年とほとんど変化がなく、微増にとどまっている。

 面接の前にはプレエントリー、説明会、適性検査/テスト、エントリーシートというフィルターが設けられており、いくら学生が躍起になって就活に励んでも、面接にたどり着く社数は変わらないようだ。

 次回も2011年度採用戦線の学生の動きを紹介する。
HRプロ株式会社(旧社名:採用プロドットコム)
(本社:東京千代田区、代表取締役:寺澤康介)
採用担当者、教育・研修担当者をはじめとしたHR担当者のための専門サイト「プロ.com」シリーズを運営。新卒/中途採用、教育・研修、労務、人事戦略などの業務に役立つニュース、ノウハウ、サービス情報、セミナー情報を提供している。HR担当者向けのセミナーも東京・大阪で開催している。
HRプロ株式会社

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