ところがですね、いまや余裕でNちゃんに「食べなければいいだけじゃん」などと説教している私。一体どうしちゃったのか?
そうなのだ。いつの間にやら、私はそのジレンマから完全に抜け出している。今や我慢とは一切無縁。いつだって適量を食べて、心から満足して「ごちそうさま」と言える。もうちょっと食べたいなどと考えたこともない。
いやービックリだ。というかマジで夢のようである。だって……ってことはですよ、私はおそらく一生、何の我慢もせず、太るという悩みとは永遠に無縁であること間違いなしではないか。
いつの間にこんなことになったのか? って言うか、こんなコトが自分の人生に起きるなんて考えてもみなかった。スリムでいるためには、常に我慢と節制が必要なんだと思ってきた。
でも、まさかのそうじゃない世界があったのだ! なんの我慢もせず、っていうか我慢しようなどということを考える必要すらなく、ただただ日々満足して食事をして、それでいてまったく太らないなんていう世界がこの世にあったのである!
「毎日同じものを食べる」が起こした奇跡
……と、鼻息荒くフンフンとコーフンし、改めて、一体なぜ、いつ、こんなことになったのかを考えてみたわけです。
うーん。
ヨガかな? 瞑想効果とか? いわゆるマインドフルネスってやつ?
……いや、それも無縁ではないかもしれないが、さすがにそこまでの悟りを開くほどのヨガマスターになったとは思えない。
で、あ、そうかと思ったわけです。
それは、毎日同じものを食べているからなのではないだろうか?
来る日も来る日も一汁一菜、ご飯と味噌汁と漬物を延々と食べているからなのでは?
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