コロナ禍収束後に行きたい「アフリカの歩き方」

椿進×唐渡千紗「いるだけで元気がもらえる!」

マサイ語で「果てしなく広がる平原」を意味するタンザニアのセレンゲティ国立公園 (写真:raisbeckfoto/iStock)
アフリカビジネスのエキスパート・椿進氏が現地情報×ファクトフルネスで今のアフリカを解説した『超加速経済アフリカ』が発売たちまち5刷になるなど話題を呼んでいる。その椿氏と、ルワンダでタイ料理店を経営し、著書『ルワンダでタイ料理屋をひらく』が発売早々に重版になるなど注目されている唐渡千紗氏が、観光からビジネスまで、成長の熱気を肌で感じるためのアフリカの歩き方について語り合った。

空が広くて、気候がものすごくいい

椿:「昔の会社の後輩で、シングルマザーの女性が4歳の息子を連れて移住してくる」と、ルワンダのマカダミアナッツ農園を任せている女性経営者に言われて、そりゃもうびっくりでした。

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唐渡:人生に何か新しいものが欲しいな、と思っていたときに、先輩に「ルワンダに遊びに来なよ」と言われまして。それでなんかピンと来て、息子を連れていったんです。戻ってすぐに会社の上司に辞める時期を相談していました(笑)。

椿:ルワンダについて調べた?

唐渡:それが全然、情報がなくて。『地球の歩き方』も見たのですが、東アフリカで1冊になっていて、ルワンダは「マウンテンゴリラとのコミュニケーションの取り方」くらいしか情報がありませんでした(笑)。

椿:初めてルワンダに降り立ったときのことを覚えていますか。

唐渡:すごく空が広くて。あとは気候がものすごくよくて。行く前は、アフリカだから暑いだろうな、蒸し蒸ししているんだろうな、熱帯ジャングルかな、なんて思っていたら、ところがどっこいすごく涼しくて。むしろ東京に戻ったらメチャメチャ暑くて。

椿:そうだよね、ハワイかサンフランシスコかナパバレーか、わかんないもんなぁ。

唐渡:あとは治安がすごくよかったことですね。困っている人がいると、すぐに人が集まってくるようなところですよね。

実は最初に行ったときも、空港に迎えに来てくれるはずの先輩が来なくて。しかも「私がいなかったら、そのへんの人に携帯電話を借りて、電話して」と言われていて。なんのことだ、と(笑)。しばらく息子と待っていたら、近くにいる人が声をかけてくるわけです。「どうしたの?」と。詐欺じゃないか、と心配だったのですが、「携帯電話を借りたい」と言うとすぐに貸してくれて。もちろん無料で。本当に優しい感じの人でした。

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