フェアレディZ/GR86、新型スポーツカー徹底比較

発売間近、最旬FRスポーツ買うならどっち?

新型フェアレディZとGR86のフロントフェイス(写真:日産自動車/トヨタ自動車)

日産が2021年8月に世界公開した新型「フェアレディZ」が、スポーツカー愛好家を中心に話題を呼んでいる。1969年に登場した初代モデル(S30型)以来、グローバルで180万台以上を販売した伝統のモデルであるだけでなく、今や少数派となってしまった国産スポーツカーを好むユーザーが待ちに待った新型だからだ。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

一方、トヨタの新型スポーツモデル「GR86」も正式発売が間近だ。スバルと共同開発した軽量な2ドアクーペの2代目は、2021年4月に概要と同年秋に発売することなどが発表された。だが、兄弟車となる新型「BRZ」については、すでにスバルが2021年7月に価格も含めた詳細を発表しているものの、GR86についてはその後の正式アナウンスはない。2012年に登場した初代モデルに乗るオーナーをはじめ、こちらもクルマ好きやスポーツカー愛好家に大きな注目を浴びていることは間違いない。

しかもフェアレディZとGR86は、車格や排気量こそ異なるものの、意外に購入の比較対象になっているという。そこで、ここでは、各車の新型モデルを比較することで、それぞれの商品性や優位点、どのようなユーザーに向いているのかなどを検証する。

北米で先行公開された新型フェアレディZ

ニューヨークで初公開された新型Z(写真:日産自動車)

フェアレディZは、50年以上の歴史を誇る日産のロングセラーモデルだ。現行モデルの6代目(Z34型)まで、車体前方が長く、車体後部が短い「ロングノーズ・ショートデッキ」というスポーツカーの定番的シルエットを採用。大排気量6気筒エンジンをFR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトで搭載するなど、基本構成を継承している2シーターのピュアスポーツモデルだ。

7代目となる新型は、ニューヨークで北米仕様車の一部データが公開された。現地では、歴代モデルの愛称、ユーザーが親しみとともに長年呼んできた「Z(ズィー)」の名称で販売される。北米市場に投入されるラインナップは「スポーツ(Sport)」と「パフォーマンス(Performance)」の2グレード。また、240台の限定生産となる「プロトスペック(Proto Spec)」も用意する。なお、国内仕様については、価格も含め未公開で、2021年冬に発表される予定だ。

次ページ今秋発売予定のGR86の気になるスペックは?
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
  • フランスから日本を語る
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • この新車、買うならどのグレード?
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
人気の動画
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT