3000万円の差も!家の売却で「損する人・得する人」 不動産会社の選び方ひとつでこうも変わる

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流れを知っていればダマされないマイホーム売却成功のダンドリ

1.不動産の売却を考え始める
いつごろ売りたいのか、費用や転居先はどうするかも考えておく。
2.不動産の相場を調べる
不動産売却のポータルサイトで似た物件の売り出し価格や成約価格を確認。
3.不動産会社に査定を依頼
3~5社に簡易査定を依頼して結果を比較。査定は無料が多い。そこからさらに2~3社に絞って、実際に物件を見せる訪問査定を依頼。
4.不動産会社を決定
不動産会社を決め、タイムスケジュールを含めて販売計画を立てる。測量、境界の確定等、図面や書類がない場合は作成する。売り出し価格を決め物件情報をレインズに登録し買い手を募集。
5.購入希望者と売買条件の交渉
内覧に対応。買い手が物件を気に入った場合は、後日、購入申込書が提出される。詳細な物件情報を購入希望者に開示し価格や諸条件について話し合う。契約日と物件の引き渡し予定も相談。
6.売買契約の成立
買い手が決定したら売買契約を結ぶ。売却代金のうちから手付金が支払われる。
7.決済の準備をする
決済とは売買契約を完結すること。必要書類等は早めに準備を。物件の明け渡しと引っ越し準備を並行して進める忙しい時期。
8.決済日の各種手続きを行う
鍵と所有権を買い手に引き渡し、所有権が移転。売却代金の残金を受け取り、ローンが残っていたら一括返済。不動産会社に仲介手数料を支払う。不動産売却による譲渡所得は確定申告が必要。物件取得時と譲渡時の契約書や領収書が必要となるので、きちんと保管を。
おすすめサイト
レインズ・マーケット・インフォメーション
国交大臣指定の不動産流通機構が運営する、一般向けの不動産情報サイト。各地のマンションや戸建て住宅の物件情報や、直近1年の成約価格が閲覧できる。まずは自宅に近い物件の成約価格を確認

土地総合情報システム
国土交通省によるサイト。土地、土地と建物、中古マンションの取引情報が、地域や物件情報をもとに検索できる

(取材・文/吉信 武)

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