料理家も絶賛!「魔法の調味料」5つは便利すぎだ 日本人なら簡単「最高の時短ごはん」が作れる!

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1つめの「魔法の調味料」は「かえし」です。

「和食作り」は「かえし」からはじめるのがおすすめ

【1】和の味付けのベース「かえし」

「かえし」は、しょうゆと砂糖を合わせて、砂糖が溶けたら完成です。「和の味付け」はこれがベースになります。これを常備しておけば時短にもなり、驚くほど簡単に和食の味が決まります。

「和食作り」は、まずは「かえし」からはじめてみるのをおすすめします。「かえし」を用意するだけでも、私が考案したレシピでは、「絶対失敗しない豚肉しょうが焼き」「絶対無敵の和牛丼」「爆速 肉じゃが」「ド定番のブリの照り」など、実に多くの料理が作れるからです。

安部氏が開発した「かえし」さえ用意すれば、10分で簡単に作れる「絶対失敗しない豚肉しょうが焼き」(撮影:佳川奈央)

保存期間は、常温で3カ月保存可能です。しょうゆに砂糖が溶けたらすぐに使用できますが、1週間ほど寝かせると、より熟成した味になります。

しょうゆを選ぶときは、原材料の表示に「アルコール」「調味料(アミノ酸等)」などが書かれていない「大豆、小麦、食塩」のみのシンプルな表示のものをおすすめします。

【2】上品な甘味と風味「みりん酒」

煮物などに「上品な甘味と風味」を加えたいときに使うのが「みりん酒(ざけ)」です。砂糖とは違う「発酵調味料」ならではのまろやかな味わいは、まさに「和食の醍醐味」です。これさえあれば、同じく「料理上手のだし巻き卵」「マジで簡単すぎる本格西京焼き」など、とても簡単に、失敗することなく作れます。

安部氏が開発した「みりん酒」さえ用意すれば、10分で簡単に作れる「料理上手のだし巻き卵」(撮影:佳川奈央)

みりんとお酒を煮立てるだけですが、煮立てすぎてしまうと風味を損なってしまうので、煮立てすぎないのがポイントです。保存期間は、冷蔵庫で1カ月保存可能です。

みりんは、伝統的な製法のみりんがおすすめです。「みりん風調味料」「発酵調味料みりんタイプ」などもありますが、似て非なるものなので注意しましょう。

また、純米みりん、本みりんであってもメーカーによって原材料に違いがあります。原材料が「米焼酎、もち米、米麹」のシンプルなタイプが「伝統的本みりん」です。

お酒は、醸造アルコールを添加せず、「米、米麹、水」だけが原料の「純米酒」がおすすめです。米の旨味や深いコクをいちばん味わえるからです。

次ページ3つめは「子どもも大好きな味」
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