最後の「魔法の調味料」は「たまねぎ酢」です。
「たまねぎ酢」は、材料を合わせて、寝かせるだけで簡単にできます。
みじん切りにしたたまねぎを使うので変色しにくく、たまねぎの辛味も活きてきます。通常は上澄みを使いますが、料理の種類やお好みで、たまねぎのツブツブごと入れてもおいしいです。
たまねぎとりんご酢を合わせるだけですが、りんご酢を少し減らして、その分みりんを加えるとやさしい味わいになります。保存期間は、冷蔵庫で1カ月保存可能です。
「ドレッシング」なら、たまねぎのツブツブも利用すれば、和・洋・中なんでもOK。
「お手軽イタリアンドレッシング」なら、この「たまねぎ酢」だけで簡単に作れます。
「かえし」「甘みそ」なども組み合わせれば、いろんなドレッシングが簡単に作れて、アレンジが広がる万能調味料です。
「魔法の調味料」は「和食」を身近なものにしてくれる
「和食」ほど日本人の食や暮らしに添ったものはないと私は思います。毎日、ごはんとみそ汁と卵でも飽きることがありません。「飽きない=カラダに合っている」ということだと思います。
「和食=手間がかかる」ということはありません。板前さんが作る日本料理と家庭料理がメディアを通じ、ごちゃまぜになり、「和食」のハードルが上がってしまっているように思います。
5つの「魔法の調味料」は、料理の手間を省いてくれて、「和食」をずっと身近なものにしてくれます。5つとも5~10分程度で作ることができ、保存も可能です。
一般社団法人ホールフード協会代表理事で料理家のタカコ ナカムラ氏も「世の中には、他にも合わせ調味料、作りおき調味料は存在するが、もっと複雑で作るのが面倒なものが多い。たとえばポン酢でも、かつおと昆布で出汁を取り、お酢を足して、しょうゆ、砂糖、みりんを入れて追いかつお。賞味期間は1週間なんてものもある」「でも、この『魔法の調味料』は本当に簡単に、すぐ作れる。あれば便利で料理の幅も広がり、実際に使ってみて、本当に驚く」と絶賛してくれました。
ぜひ、みなさんも自宅で活用しつつ、日本が世界に誇る「和食」を、もっと「手軽に」「時短で」日々の食事に取り入れ、次の世代へつないでいただきたいと願っています。
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