料理家も絶賛!「魔法の調味料」5つは便利すぎだ 日本人なら簡単「最高の時短ごはん」が作れる!

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最後の「魔法の調味料」は「たまねぎ酢」です。

【5】ドレッシングのアレンジ抜群「たまねぎ酢」

「たまねぎ酢」は、材料を合わせて、寝かせるだけで簡単にできます。

みじん切りにしたたまねぎを使うので変色しにくく、たまねぎの辛味も活きてきます。通常は上澄みを使いますが、料理の種類やお好みで、たまねぎのツブツブごと入れてもおいしいです。

たまねぎとりんご酢を合わせるだけですが、りんご酢を少し減らして、その分みりんを加えるとやさしい味わいになります。保存期間は、冷蔵庫で1カ月保存可能です。

安部氏が開発した「たまねぎ酢」さえ用意すれば、5分で簡単に作れる「お手軽イタリアンドレッシング」(撮影:佳川奈央)

「ドレッシング」なら、たまねぎのツブツブも利用すれば、和・洋・中なんでもOK。

「お手軽イタリアンドレッシング」なら、この「たまねぎ酢」だけで簡単に作れます

「かえし」「甘みそ」なども組み合わせれば、いろんなドレッシングが簡単に作れて、アレンジが広がる万能調味料です。

「魔法の調味料」は「和食」を身近なものにしてくれる

「和食」ほど日本人の食や暮らしに添ったものはないと私は思います。毎日、ごはんとみそ汁と卵でも飽きることがありません。「飽きない=カラダに合っている」ということだと思います。

「和食=手間がかかる」ということはありません板前さんが作る日本料理と家庭料理がメディアを通じ、ごちゃまぜになり、「和食」のハードルが上がってしまっているように思います。

5つの「魔法の調味料」は、料理の手間を省いてくれて、「和食」をずっと身近なものにしてくれます。5つとも5~10分程度で作ることができ、保存も可能です。

一般社団法人ホールフード協会代表理事で料理家のタカコ ナカムラ氏も「世の中には、他にも合わせ調味料、作りおき調味料は存在するが、もっと複雑で作るのが面倒なものが多い。たとえばポン酢でも、かつおと昆布で出汁を取り、お酢を足して、しょうゆ、砂糖、みりんを入れて追いかつお。賞味期間は1週間なんてものもある」「でも、この『魔法の調味料』は本当に簡単に、すぐ作れる。あれば便利で料理の幅も広がり、実際に使ってみて、本当に驚く」と絶賛してくれました。

ぜひ、みなさんも自宅で活用しつつ、日本が世界に誇る「和食」を、もっと「手軽に」「時短で」日々の食事に取り入れ、次の世代へつないでいただきたいと願っています。

安部 司 『食品の裏側』著者、一般社団法人 加工食品診断士協会 代表理事

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あべ つかさ / Tsukasa Abe

1951年、福岡県の農家に生まれる。山口大学文理学部化学科を卒業後、総合商社食品課に勤務する。退職後は、海外での食品の開発輸入や、無添加食品等の開発、伝統食品の復活に取り組んでいる。NPO熊本県有機農業研究会JAS判定員、経済産業省水質第一種公害防止管理者を務めつつ、食品製造関係工業所有権(特許)4件を取得。開発した商品は300品目以上。

2005年に上梓した『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社)は、食品添加物の現状や食生活の危機を訴え、70万部を突破するベストセラーに。その他の著書に『食品の裏側2 実態編 やっぱり大好き食品添加物』(東洋経済新報社)などがある。

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