料理家も絶賛!「魔法の調味料」5つは便利すぎだ 日本人なら簡単「最高の時短ごはん」が作れる!

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3つめの「魔法の調味料」は「甘酢」です。

「甘酢」はお酢を先に加熱するとやさしい味に

【3】大人も子どもも好きな味「甘酢」

「甘酢」を入れると、大人も子どもも大好きな「甘酸っぱい味」が料理に加わります。こってりした料理に少し加えるとさっぱり食べられるので、箸がどんどんすすみます。「味わいマイルド ソース焼きそば」など、子どもが好きな料理にも大活躍の調味料です。

安部氏が開発した「甘酢」さえ用意すれば、10分で簡単に作れる「味わいマイルド ソース焼きそば」(撮影:佳川奈央)

米酢と砂糖を加熱して作りますが、同時に加熱するのではなく、お酢を先に加熱して、お酢のツンとしたにおいを飛ばしてから砂糖を溶かし込むと、やさしい味に仕上がります。保存期間は、常温で3カ月保存可能です。

お酢は、安価な穀物酢は醸造アルコールが原料に添加されているものが多く、時間をかけて造ったお酢とは、風味がまったく違います。料理には、米酢などの「穀物酢」がよく使われます。ドレッシングなどに使う場合は、りんご酢などの「果実酢」が向いています。

【4】肉料理の隠し味にもなる「甘みそ」

「甘みそ」は、みそのこっくりした旨味と渋味が、料理に深みを出します

そのまま使うのはもちろん、肉料理などの「隠し味」にも最適です。いろいろな料理に使える万能調味料です。「ザ・和風ハンバーグ」「後口が上品! お好み麻婆豆腐」「黄金コンビのうまコク肉なす」などのほか、「かえし」と一緒に使えば「コクうま! みそ煮込みうどん」「うどんの香ばしじゃじゃ麺」などの麺類にも、ささっと使えて、コクが出ます。

安部氏が開発した「甘みそ」さえ用意すれば、10分で簡単に作れる「黄金コンビのうまコク肉なす」(撮影:佳川奈央)

材料は、みそと砂糖のほかに「かえし」や「みりん酒」も使用します。焦がさないように加熱するのですが、紹興酒を入れると風味がよくなり、より深い味わいになります。保存期間は、常温で3カ月保存可能です。

みそには「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」などの種類があり、地域性が強い「発酵食品」です。また、「減塩みそ」というのもありますが、つい使う量が増えがちなので要注意です。添加物などが入っていない、原材料がシンプルなものを選びましょう。

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