「数字に踊らされる人」と「使いこなす人」の差 データにあたる前にまずは「想像」してみる
数字に踊らされないために
気合を入れて考えた企画書を説明したところ、「数字(データ)をちゃんと確認したのか」と差し戻されてしまった。「これ、今月の数字(データ)、明日までにちょっと分析しておいてくれるか」と依頼を受けた。このように、ビジネスにおいて、「数字」は切っても切り離せません。数字をうまく、武器として使いこなせれば、強力な味方になります。ただ、逆に数字に踊らされてしまうという危険もあります。
そこで、今回は、数字を使いこなすためのポイントを解説します。いずれも基本的なことばかりです。読んでしまえば、当たり前のことと感じる人も少なくないでしょう。ただ基本的なことは、得てして頭ではわかっているけど、ついサボってしまいがちです。そして、いざやってみるとすぐにはできなかったりします。
最初は少し面倒かもしれませんが、慣れるとすぐにできるようになるので、この機会に身につけてみましょう。
新しい地域を担当することになったあなたは、各店舗のスタッフの人数と売り上げの状況を調べてみることにしました。さて、スタッフの人数と店の売り上げは、A右肩上がり、B右肩下がり、Cバラバラ、どのような状態になっているでしょうか。考えてみてください。
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