「会議より子の風呂優先」育休取得の男性語る変化 3人が語る育休経てガラッと変わった価値観
女性だけがキャリアにビハインドを負う理由はあるの?
厚生労働省の発表によると、男性の育児休業取得率は7.48%(2019年度調べ)。育休を取得する男性が増えない理由の一つに、キャリアが中断することへの不安が挙げられる。
だが、はたして育休によるブランクはデメリットなのだろうか。
そこで、育休取得経験のある3人の男性エンジニアを集め、座談会を実施。経験者だから分かる育休のリアルを語ってもらった。
陶山さん(@martin_lover_se)
育休取得期間:前職在籍中である2018年8月から2019年3月末まで(8カ月間)。その後、第二子が誕生し、2020年、2カ月間の育休を取得
>>仕事大好きエンジニアが半年間パパだけの育休をとった話
河合さん(@vaaaaanquish)
育休取得期間:2020年10月後半から2020年12月末まで(2カ月半)
>>娘が生まれたので育休をとっています
海老沢さん(@satococoa)
――みなさんが育休を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
陶山:僕の妻は仕事もキャリアも大切にしている人。妊娠をきっかけに夫婦でいろいろと話すうちに、僕も「出産、育児において女性だけがキャリアにビハインドを負う合理的な理由ってあるんだっけ?」と考えるようになって。保育園に入れるまでの期間を半分に分けて、それぞれが入れ替わりで育児休業を取ることにしました。
河合:僕は最初から取る気満々でした。周りの諸先輩方が皆さん育休を取っていたんですよね。だから、自然と取るのが当たり前という考えになっていました。
海老沢:自分も同じです。前職時代の諸先輩方のおかげで、男性が育休を取るのはよくある話という感覚でしたね。