
住宅木材価格「平時の4倍」の激震
ウッドショックはアメリカで2020年夏ごろからささやかれ始め、日本では2021年3月ごろから表面化した。
「住宅を建築する木材が足りないため、5月ごろから『普段つきあいのない大手メーカーからプレカット材の発注が入っている』との話題が業界内で出始めた。ハウスメーカーなどは手当たり次第に発注をかけ、木材取引価格は加工業者の言い値になっている」
国内にあるプレカットメーカー関係者が明かすように、大量の木材を使うハウスメーカーや中小工務店が危機感を募らせている。
「次の交渉ピーク9月」へ戦々恐々
「ちょっと情報交換をしませんか」。ある地方の建材会社の幹部は7月はじめ、顔見知りのハウスメーカーから連絡を受けた。指定された高級料理店に向かうと、上座に通され、よもやま話に花を咲かせたという。
「特に何かをお願いされたわけではないが、『(木材の融通について)今後もよろしく』ということだと思う」(建材会社幹部)
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