高校野球「米子松蔭高と境高」が起こした奇跡

最も素晴らしく効果的なツイッターの使い方

学校関係者のコロナ陽性判明を受けて不戦敗決定から4日後に奇跡が起きました(左写真:s_fukumura/PIXTA、右写真:Twitterより)

東京オリンピックに関するネガティブなニュースがあとを絶たず、ネット上には日々さまざまな批判や怒りの声が飛び交う中、高校球児たちのさわやかな姿を見て「ツイッターはこのように使うべき」と思わされた人は多いのではないでしょうか。

7月21日、学校関係者の新型コロナウイルス感染によって全国高校野球選手権鳥取大会への出場辞退に追い込まれながら、一転して出場が認められた米子松蔭高校の試合が行われました。試合は9回まで対戦相手の境高校に2-0とリードされ、2アウトの土壇場まで追い込まれながらも米子松蔭高校が逆転サヨナラ勝ち。不戦敗の決定からわずか4日後に奇跡の準々決勝進出を果たしたのです。

人々の感動を誘っているのは、米子松蔭の再出場が認められるきっかけとなった経緯。同校・西村虎之助主将の「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。部員から陽性者は出ていません。校長先生含め学校は最後の最後まで出場できる道を探してくれました。試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索していただけませんか?」という悲痛なツイートの拡散に、境高校ナインが協力していたことが明かされ、人々の心をつかんだのです。

在校生から市民や著名人に拡散

出発点になったのは、米子松蔭・西村主将が「投稿する怖さはあった」と迷いながらも勇気を持ってツイッターに投稿したこと。「このチームでどうしても戦いたい」「3年間の努力を無駄にしたくない」「あきらめて後悔したくない」という強い思いが怖さに打ち勝ったことが奇跡のはじまりでした。

次に同校の在校生たちが、そのスクリーンショットを添付して、さまざまなSNSで拡散。それに米子市民をはじめ、橋下徹元大阪市長ら著名人を含む多くの人々が反応し、大きなムーブメントになっていったのです。

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