東大生500人取材で判明、頭いい人は分解力が凄い 自分の弱いポイントをあらゆる観点から分析
問題を解くときでも同じです。どんな問題でも分解して考えます。パッと見たときに解けなさそうな問題があっても、すぐに「わからない」とは言わず、「どこまでならわかるのか」「どこからがわからないのか」を明確にするのです。
どんなに難しい問題であっても、日本語で文章が書いてあるなら文章自体は理解できるかもしれませんし、どんな知識を使って問題を解くのかわかるということもあるかもしれません。
たいていの場合、手も足も出ないということはほとんどなくて、手か足かは出るんです。そしてその部分から深掘りしていけば、解ける問題というのもあります。
勉強が苦手な人は「わからないところがわからない」
昔の僕をはじめとして、勉強が苦手だという人のいちばんの問題って「わからないところがわからない」という状態なんですよね。わからないところがわからないから、どう努力していいかもわからないというわけです。
だからこそ重要なのは「何がわからないのか」を分解しようと粘り強く考え抜くことなのではないでしょうか。「わからない」というのは簡単ですが、きっとその中にもまだ、「わかる」が隠されているのではないかと考えるとうまくいくことがあるのです。
「わかる」は「分ける」が語源だと言われています。理解するためには、「わからない」と「わかる」を分解する必要があるということですね。
いかがでしょうか。分解とは、物事をもう一歩進んで考えてみるという姿勢だと思います。もっと細分化して、もっと具体化して考える。そういう姿勢というものをしっかりと持ち続けていると、実はそれが結果につながる部分があるのではないかと思います。
この記事が皆さんのお悩みの分解の一助となれば幸いです。
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