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東大卒「頭のいい」リーダー人材の致命的な欠点 プロ人材が自分の軸とすべき「インテグリティ」

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  • 岸田 雅裕 ラッセル・レイノルズ 日本代表
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損得や相手がどう思うかではなく、自分が正しいと思う判断基準、いわば自分の物差しがあれば、何か判断に迷うことがあっても、「自分の物差しに合うからイエスと言います」「自分の物差しに合わないからノーと言います」というふうにインテグリティのある対応ができます。

自分の物差しに従って判断をしていけば、インテグリティのある人間になれるはずです。

もしかしたら自分の物差しが、いわゆる世間の常識とは、ずれていることもあるかもしれません。その場合はしんどいかもしれないけれど、物差しに自信があるなら、自分を信じるべきでしょう。ただし何十年も持ち続けている物差しであっても、物差しのほうが明らかに狂っているのであれば、変えなければいけないと思います。

インテグリティを培う旅を続けていく

私は、2019年末まで、外資系コンサルティング会社であるカーニーの日本代表、2020年末までグローバルの取締役会メンバーを務め、2021年の初めからは、経営幹部のサーチとリーダーシップに関するアドバイザリーであるラッセル・レイノルズ・アソシエイツの日本における代表者として仕事をしています。

正直に言うと、私自身は長い間、インテグリティのある人間ではありませんでした。1つひとつの意思決定では、自分が勝つことや相手の歓心を得ることを目的に判断したこともありました。しかしその場合は勝っても負けても心はあまり穏やかではありません。その都度自分の立場や態度を変えていた私に、インテグリティはなかったということです。

ビジネスのプロフェッショナルとしての自分のこれまでを振り返ると、「インテグリティ」を培う旅をしてきたのであり、これからもその旅を続けていくのだと思います。

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