日テレ藤井アナの「言葉選び」心にグッとくる理由 後輩へのアドバイスには「入念な準備」が必要だ
「感染者数に一喜一憂しないでください。この数字は2週間前の結果です。私たちは2週間後の未来は変えることができます」
本番中「ノート」に書き留めておくこと
夕方のニュース番組が終わると、私のデスクに後輩たちが集まってくれます。そこに神社があったからとりあえずお参りする、という感覚に近いのでしょうか。
もちろん、私にお参りしてもご利益はありません。ただ、その表情がきらきらしていたり、自分の放送に納得できず悔しそうだったり。せっかく集まってくれるので、こういう時こそ何か言葉を贈ってあげたいですよね。
もちろん、下手なことは言えませんので、普段から後輩の仕事をしっかり観察して準備しておきます。具体的に私が準備しているのは「もし聞いてきたら、こんなことを言ってあげたい」というリストです。
そのリストは、本番中のわずかな合間に手元のノートに書き留めていくのですが、最近は私がそのノートを取り出す動きを後輩が目ざとく見ていて、とってもやりにくい(笑)。なお、そのリストは後輩が聞いてこなければ、記録として残すだけです。


















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