イオニストの先生は、よしもと芸人だった! 詩吟に工作、芸人がカルチャー講座に登場

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芸人が講師を務めるカルチャースクール

劇場では、芸人がライブをするだけではなく、芸人が講師を務めるカルチャースクールを開催している。この「幕張カルチャースマイルスクール」は、芸人の特技や趣味を生かした講座。たとえば、詩吟が得意な天津は詩吟の講座、工作が得意なくまだまさしは工作の講座、ベビーサイン(赤ちゃんとのジェスチャーを使ったコミュニケーション手法)の資格を持つタケトはベビーサインの講座を受け持つ。これは斬新だ。“夢中”が生まれそうである。

「単純に、芸人の仕事の場が増えるというメリットも大きいです」と吉川さんは吉本興業らしい(?)本音ものぞかせる。

「吉本興業のお笑い学校『NSC』には、毎年1000人の芸人が集まるのですが、全員がテレビに出られるわけではありません。詩吟や工作が得意でも、なかなか披露する機会がない。これまで埋もれがちだった、そうした特技を生かしたイベント作りを劇場でできます」

千葉ロッテマリーンズのイベントや、ジェフ市原のファンミーティングなど、地域に根差したイベントも開いている。

「ファンが集まって、ただワーッと騒ぐだけのイベントではなく、エンターテインメントとしてクオリティを高く作っていく。そこを吉本興業が担っています」

これらのイベントが、地域のコミュニティになりつつある。ちなみに、駅前でビラ配りをしていた男性について確認したところ、やはり吉本の芸人であった。プロ集団の中ではまぎれてしまう若手芸人も、地域に落下傘的にやってくれば輝き、周囲を活性化するに違いない。

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