知るとハマる「リーバイス」ヴィンテージの深い沼 人気再上昇の実用に耐える主要4モデルを解説
<希少性と同時にモダンなしゃれ感も兼備>
マニアも納得のヴィンテージ・クオリティーでありながら、現代的なスマートさも追求したい。そんな欲張りジーニストが昨今目をつけているのがリーバイス®505です。なかでも505の原点と言われているモデルが、1961年に製造をスタートさせた551 ZXXです。
ちなみにリーバイス®初のプリシュランク(防縮加工)デニムを用いた1本であり、現在「3rd(サード)」と呼ばれるリーバイス®製ジージャンのセットアップボトムとしての側面を持つモデル。また、品番の「Z」はジッパーを意味しています。
551 ZXXの特徴
同年代の501®Big Eなどに比べてやや股上深めでありながら、レッグはテーパードが掛かったスリムなシルエットがひとつの特徴です。
ある意味昨今の「腰回りゆったりパンツ」と共通するエッセンスを持っているのです。つまり、ヴィンテージらしい貫録と同時に現代的なしゃれ感が楽しめるというワケ。60年代製ゆえにデニムの素材感やインディゴの深味も、まさにザ・ヴィンテージ。マニアが多いのがうなずける名品です。
※今回取材協力をいただいた原宿のヴィンテージショップ、ベルベルジンでは551 ZXXの取り扱い価格帯は、約20~30万円