知るとハマる「リーバイス」ヴィンテージの深い沼

人気再上昇の実用に耐える主要4モデルを解説

 ◆505 Single

<気軽に楽しめるファッショナブルな新・ヴィンテージ>

ヴィンテージ特有の仕上がりを随所に見せるこの505シングルは1974年製。オールドの雰囲気を持ちつつ、手の届きやすい価格帯であるところもポイントです(写真/高橋敬大)
クリーンに色落ちした一本は、コンサバな装いにもマッチします。ヴィンテージ・ビギナーに最適なモデルと言えるでしょう(写真/高橋敬大)

ヴィンテージならではの強い存在感は捨てがたい。そしてスマートなモダンスタイルにてジーンズを楽しみたい。でも予算には少々限りがある。そんな人にぜひお勧めしたいのが505のシングルです。いわゆる501®の66前期モデルのスリムバージョンと言える1本。

ちなみに“66前期”モデルとは、リーバイス®・ヴィンテージのなかでも若い年代のシリーズであり、一般的に1970年代初期から76年頃までに生産された501®を指し、ブルーがヴィンテージ調に縦落ちするデニム地を採用したラストモデルと言われています。

シンプルに「505」と印字された紙パッチ(写真/高橋敬大)
501®などに比べてやや大きく縦長のヒップポケット。バックビューもファッショナブルな印象です(写真/高橋敬大)
505のシングルステッチには稀に耳付きデニムの個体が存在しますが、この一本は赤耳ではないモデル(写真/高橋敬大)
コッパーカラーのフロントボタンにジップフロントという構成も505らしい特徴です。写真のように「タロン、もしくはスコービルのジップなら70年代製」「グリッパージッパーやコンマーのジッパーなら60年代製」がひとつの判別目安と言われています(写真/高橋敬大)
70年代の505に付けられる赤タブはスモールeが標準です(写真/高橋敬大)

505 Singleの特徴

また、「シングル」の名称は、ヒップポケットなどの縫い取りが現行モデルのようにチェーンステッチではなく、66モデル同様シングルステッチで縫われていることに由来します。

ヴィンテージのなかでは比較的入手しやすく、しかも551 ZXXと同様に適度なスマートレッグ。そして写真のとおり、オールドらしい重厚な縦落ち感も兼備しています。ヴィンテージジーンズをもっと気軽に楽しみたい。そんな人はぜひ注目してみてください。

※今回取材協力をいただいた原宿のヴィンテージショップ、ベルベルジンでは505 シングルの取り扱い価格帯は、約3~7万円

(文/長谷川 剛)

取材協力
ベルベルジン
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