ドラゴン桜で理解「東大生が勉強好きになる秘密」 最初は嫌いでも「納得感」があると楽しくなる
第2回:「ドラゴン桜」見た東大生が語る「挫折の重要性」
第3回:ドラゴン桜で再確認「東大受かる思考力」習得法
第4回:ドラゴン桜でも実践!東大生は「頼る力」がすごい
第5回:本当?ドラゴン桜「性格悪い奴は東大落ちる」根拠
「自由」な勉強のほうが確実に成績が上がる
「強制と服従の時代は終わったんだ」
日曜劇場「ドラゴン桜」第6話で桜木建二(阿部寛)先生はそう語りました。その言葉どおり、合宿の時間割は「自由」。16時間ぶっ続けで勉強するような地獄の勉強合宿ではなく、勉強するのも休むのも自由だ、と。
東大受験と聞いて一般的に想像するのは、ぶっ続けの勉強だと思います。僕も一時期、鬼のように勉強を強制させられる塾に行ったことがあったのですが、まるで自分に合わず、すぐにやめてしまいました。その後もガンガン勉強するように言ってくださる先生とも出会ったのですが、全然肌に合わずに、偏差値は35でした。
そんな中で、僕が勉強をやる気になったのは、なんと受験勉強とまったく関係ない音楽の先生との出会いがきっかけでした。
「中途半端な自分をやめて、トップを目指せ」と言われ、東大を目指し始めました。その先生から勉強を教えてもらったことはなく、言われたことといえば「自分で自由に勉強しろ」でした。
そんな経験をした僕は、やはりこの桜木先生の語る「自由」な勉強のほうが、確実に成績が上がると自信を持って言えるのです。今日はなぜ桜木先生が「強制と服従の時代は終わったんだ」と語ったのか、その理由に迫っていきたいと思います。
まず、漫画版『ドラゴン桜2』のシーンを見てみましょう。
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