アップルが「7色のiMac」を発売する深すぎるワケ

リモートワークにとって非常に重要な機能だ

iMac(M1)オレンジ。鮮やかに染め上げられた背面は、新しいiMacのデザインを象徴する。ポートはThunderbolt 2ポート、USB-C 2ポート。中央には独自規格の磁石で接続する電源ケーブルが伸びており、上位モデルの電源アダプターにはEthernetポートも備える(筆者撮影)
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アップルはアメリカ時間4月20日に開催したイベントで発表した新製品の一つ、「iMac」を5月21日に発売する。これまで21.5インチだったディスプレーを4.5K解像度の24インチディスプレーへ拡大し、全7色をラインナップしたオールインワンデスクトップコンピューターで、価格は15万4800円(税込)からとなる。

本稿では、M1(8コアCPU・8コアGPU)、メモリー8GB、512GBストレージを備えるオレンジのiMacの先行レビューをお届けする。

筆者のように4Kビデオ編集を頻繁に行うユーザーであっても、8GBメモリーのiMacは十分な性能を発揮した。ほとんどの仕事や学習にコンピューターを利用する人にとって、好きな色のiMacを安心して選んでいい。

15万円以上という価格はオールインワンのデスクトップとして決して安いほうではないが、映像や音楽といったメディア視聴、ビデオ会議、動画編集を、非常に高い品質で、予想以上に長い年月快適にこなすことができる1台として、コストパフォーマンスに優れた製品と結論づけることができる。

なにより、現在世界中の家庭、自宅に求められるデスクトップコンピューターのあるべき姿を徹底的に追究した製品、と位置づけることができる。

刷新されたデザインと7色ラインナップのこだわり

iMacは1998年にオールインワンデスクトップとして誕生した。ボンダイブルーと名付けられた青い半透明のデザインは、クリーム色やグレーが中心だった当時のコンピューターの中では斬新で、以降デザインで一時代を築き上げるきっかけをもたらした。倒産寸前だったアップルを救ったことも有名なストーリーだ。

iMacは翌年1999年に「キャンディーカラー」として最大6色展開にまで発展した。ここで、カラフルなMacが印象を植え付け、その後のiPodや現在のiPhoneなど、アップルは多色展開を製品マーケティングに取り入れてきた。

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