アルフィーを支えた「ポジティブすぎる逆境」

苦しい時を「下積み」ではなく「上積み」と考えろ!

 今年、デビュー40周年を迎えるTHE ALFEE。今なお、現役で活躍する3人のメンバーから、若いビジネスパーソンが学べることは多い。ファンサイト「Aの会」代表を務める筆者が、その魅力と教訓を説き明かす。

 

教訓:ポジティブシンキングで周囲を変える

THE ALFEEの40年の活動からは、人生の教科書になる多くの教訓を導き出すことができる。今回は、デビュー以後、ブレークのきっかけとなった「メリーアン」がヒットするまでの10年間に焦点を当てる。

今年春のツアーで使用された11トントラック。デビュー当時は観客が数人のときも……

3人がデビューしたのは1974年。それから1983年の「メリーアン」のヒットまでは不遇の時代が長く続いた。突然のレコード発売中止、レコード会社との契約解除。その後、ライブやバックバンドを地道にこなす日々が続いた。現在では数万人規模でのコンサートを行っているが、その頃は、メンバーの人数よりも少ないお客さんを前に演奏することもあったという。

彼らは当時のことを、俗に言う「下積み時代」ではなく、あえて「上積み時代」と呼んでいる。「下に積むと下に行ってしまう。だから上に積んでいく」というのが彼ら独自の理論。まさにポジティブシンキングといえるだろう。

そのポジティブさは、スタッフへ伝わり、お客さんへも伝わり、よりよいコンサートになっていく。そのポジティブエネルギーが、輝かしい40年の歴史へとつながっていった。独特な明るさ、3人の仲のよさが、周りの環境をもポジティブに変えていったのである。

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