「1aは何㎡?」算数苦手な子に今させたい復習術

不安を抱えたまま中学生になると苦労する

小学校の算数を短時間で総復習するコツをお届けします(写真:pu- / PIXTA)
「子どもが全然勉強しない」「中学校のテストを甘く見ている」……4月から中学生になる子どもを抱え、そうした不安を抱えている家庭もあるのではないでしょうか。「小学校の大事なところが小学生のうちにできていないと、中学校での学習についていけない」と言うのは、「百ます計算」で知られる、隂山英男氏です。最高の中学スタートダッシュをかけるためにやるべきことについて、隂山氏が監修した『小学校の算数の総復習が7日間でできる本』を一部抜粋・再構成して、お届けします。

面積の単位は5つだけ

小学校で毎日学習することが多かった算数。中学生になっても小学校の学習内容に不安がある子どもは多くいます。そうした子どもが中学校で苦労しないためには、「小学校の総復習」をしておくことが望ましいです。

「6年分の総復習」には時間がかかる。そう思われている方々も多いでしょう。実は違います。小学校で学習する算数の内容は、それほど多いものではありません。ただ、決して多くないとはいえ、「活用できる」レベルになるまでには練習が必要です。その練習に多くの時間を使うので、学習量が多いように思われがちなのです。

例えば、面積の単位は、小学校でかなりの時間をかけて学習をしています。しかし、あらためて考えてみるとc㎡(平方センチメートル)、㎡(平方メートル)、a(アール)、ha(ヘクタール)、㎢(平方キロメートル)、この5つしかありません。1aは何㎡だったでしょうか。大人でも、この答えをすぐに出せる人は、意外と少ないのではないでしょうか。

答えは、1a=100㎡です。

(画像提供:KADOKAWA)

単位の換算ができなければ、基本的な問題すら解けません。算数が難しいと感じたり、学習量が多いと感じたりするのは、「基本的なことが完全に習熟していない」ことが最大の理由です。

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