ステイホームで爆売れ「電気調理鍋」の選び方 買いは「ヘルシオホットクック」だけではない

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さらにタイマー機能を利用すれば、朝、食材をセットして、夕食の時間に出来たてを食べるといったことも可能。その間の時間は食材が傷まない温度帯でキープしておいてくれる仕組みだ。

シャープのヘルシオ ホットクックは現在、写真の2.4Lの「KN-HW24F」実勢価格6万880円と1.6Lの「KN-HW16F」実勢価格5万4800円、さらに小型の1Lの「KN-HW10E」実勢価格4万3800円の3種類をラインナップしている(写真:シャープ)

2020年8月に発売された最新モデルでは低温調理に対応したほか、食材がこびりつかないよう、内鍋にコーティングが施され、より使い勝手がアップしている。また、Wi-Fiに接続することで追加レシピをダウンロードしたり、スマホアプリと連携したりできるのも便利だ。

ヘルシオ ホットクックで作れるレシピの中でとくにおすすめなのが、たっぷりの野菜と塩で作る蒸し煮。野菜類と0.6%の塩、オリーブオイルだけで驚くほどおいしい煮込み料理ができる。「勝間流たっぷり野菜の蒸し煮(ブレイズ)」として公式メニューにもなっており、手軽に調理できる。

ただし、ヘルシオ ホットクックは、圧力をかけずに調理するため、豚の角煮など、肉料理はそれなりに調理時間がかかる。その代わり、野菜のおいしさを引き出すのに長けているというわけだ。

たっぷり具材を時短調理できる「クックフォーミー」

ヘルシオ ホットクックがほったらかしで料理ができる電気調理鍋なのに対して、短時間で料理できることに長けているのがティファールの「クックフォーミー」だ。現在、容量6Lと3Lの2サイズをラインナップしている。

コンパクトなので置き場所にも困らない3Lモデルの「クックフォーミー」実勢価格4万2800円(写真:ティファール)

どちらも210レシピを内蔵しており、そのうち193レシピが加圧時間15分以内の時短レシピ。より短時間で食材に味を染み込ませたり、肉を柔らかく調理したりできる。

例えば代表的なメニューの1つである「チキンジンジャー」では、内鍋で鶏モモ肉に焼き色をつけたあと、調味料を入れて3分間加圧調理する。このほんの短時間の加圧により、鶏モモ肉を驚くほど柔らかくできるというわけだ。他の多くの内蔵レシピでも、このように調理工程で圧力をかけることで時短調理を可能としている。

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