女性管理職の働きがいは上司で決まる? 「2030」先進企業はこうしている

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■女性管理職を支援する各社の取り組み
[帝人]
自社・他社問わず女性先輩社員とのディスカッションの場を設けている。新卒のうち30%以上女性を採用するノルマを設定するなど数値目標を掲げ、取り組みを始めてから10年ほどで女性管理職が20人から120人に。
[カルビー]
2011年から全従業員対象のキャリア支援部会設立、トップとのダイバーシティー座談会やキャリアインタビュー、女性限定のキャリアセミナー(13年は全社員対象)、ロールモデル紹介などのメルマガを発行。
[日本IBM]
係長職前の女性を対象とした「ネクスト・ステップ・セミナー」、昇進意欲向上のための女性管理職者対象セミナー、海外の女性経営幹部との「ラウンド・テーブル」など開催。役員がスポンサーになりメンタリングを強化。
[グンゼ]
2012年から社長直轄の「女性きらきらプロジェクト」を発足、数値目標を掲げて活動。キャリア形成に迷いやすい若手女性社員を先輩女性社員がフォローするメンタリング制度、女性リーダー研修の実施など。
[西友]
パート社員を正社員マネジャーへ積極的に登用。また女性上級管理職と各部門のボランティアで構成される「女性リーダーカウンシル」が中心となり、各事業拠点でのヒアリングセッションや経営陣への提言を実施。
[NTTコミュニケーションズ]
本年度から、リーダーを目指した行動計画、専門性を生かした成長計画を立てる「次世代女性リーダープログラム」を開始。管理職手前の社員に向け、半年間に6回、論理的思考などを講義や実践で演習。
[資生堂]
男女公平採用・均等な扱いを徹底。子育てをしながらキャリアアップできるよう企業内大学「エコール資生堂」のeラーニング研修プログラムなどで支援。2014年現在女性管理職は26.8%と、数年以内に30%に届く見通し。

(AERA編集部:高橋有紀、ライター・和久井香菜子)

※AERA 2014年7月7日号
 

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