男性が一生理解できない、女の価値基準

女の「カワイイ」に理由があると思ったら大間違い

 女と男はなぜすれ違うのか? なぜ話が合わないのか? あの人はいったい何を考えているのか? どうしてあんなことを言ったのか? この連載では、今、職場で起きているリアルな「女と男の探り合い」を、社会心理や生声エピソードなど、さまざまな視点からひもといていきます。

 

「かわいい値段」って、どういうこと?

以前、このコラムでは「女性が一生理解できない、男の原動力」として、男性は「任務」と「権力」を与えるとものすごい勢いで仕事に取り組む。その感覚は、女性には理解できない、という話をしました。今回は逆に、男性が絶対に理解できない、女性ならではの価値基準について解説してみましょう。

女性がよく使う「かわいい」。この言葉の本当の意味を、男性は理解していません。

男性が理解できるのは、動物や赤ちゃんに対する「かわいい」や、ピンクのスカートやキラキラしたアクセサリーに対する「かわいい」ぐらいのもの。「幼く、見た目のいい、可憐なルックス」といった定義をしていて、「かわいい女性」もその範疇に収まっています。

しかし、女性の「かわいい」は、そんな理解をあざ笑うかのような、オールマイティに活躍する万能語です。

スリムなシルエットの黒いパンツやドクロの柄のついたバッグなど、デザイン的にはハードなものに対しても「かわいい」と言いますし、むさ苦しいマッチョな男性に対しても「かわいい」。中には、手が出しやすい絶妙な値付けの商品に対して「かわいい値段!」と言う人さえいます。

あえて訳すなら、「とても心が揺さぶられる」「気に入っている」という意味。基準や定義はなく、極めて主観的・刹那的な表現なのです。

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