3つめは「『わかってくれるはず!』で伝わらない」です。
日本人のコミュニケーションの大問題は「コンテンツの3密化」です。スライドに入れておけば、言葉にして伝えれば、「わかってくれるはず」とばかりに、詰め込みすぎる。あれもこれもと、文字も図も写真もぎちぎちの「3密」と化してしまうのです。
見てくれさえすれば、それを脳裏に焼き付けてくれるに違いないとばかりに、字も写真も小さすぎて、何が書いてあるのかもわからない資料を示す。
人はロボットではないので、大量のデータや情報を押し付けられても、処理が追いつきません。「ボールは投げておけば、どれかは受け取ってもらえるだろう」そんな楽観論は通用しないのです。
「伝わらない問題を」解消する「3つの数式と数字」
このように、伝え手が聞き手の「理解レベル」を見誤ることで「伝わらない」が大量発生しているのが現状です。では、これらの問題を解消するにはどうしたらいいのでしょうか。「3つの数式と数字」でその秘技をお教えしましょう。
だらだらと要領を得ずに話してしまう癖を回避するためには、「型」を使って、簡潔にポイントを際立たせる「話し方」をマスターするしかありません。
「日本人も多い『話がムダに長い人』、即解消3秘訣」(2021年2月13日配信)でも詳しく説明しましたが、どうしても伝えておきたい「一言結論+中身+結論」の話し方をおすすめします。
ハンバーガーでたとえれば、「パン+中身+パン」ということですが、中身の量はパティとチーズとトマトというように3層ぐらいにしておきましょう。人はそんなにたくさん覚えきれないからです。手前味噌で恐縮ですが、私の会社の話でたとえれば、
弊社が提供するのは、日本でオンリーワンのリーダー向け「コミュ力徹底改善プログラム」です。
大きく3つの差別化ポイントがあります。
(1)完全なグローバルスタンダードのノウハウ、
(2)リーダーシップ層に特化し、圧倒的な実績をもっていること、
(3)絶対的なブレークスルー効果を生むユニークなメソッドです。
驚異的な成果をお約束します。
といった感じです。「『1+3+1』の法則」ですっきり、簡単。ぜひ活用してみてください。
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