腸に悪い「トマトパスタ」上手に食べる凄い裏技 腸によくない「NG組み合わせ」どうすればいい?

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「トマトソースのパスタ」には、「トマト(ファスト)」と「小麦(スロー)」という「消化のスピードの違う2つの食品」が含まれています。

アダムスキー博士は、「異なる速度」で移動する食べ物を同じ消化管に入れるということは、「新幹線と貨物列車のようなスピードの違う2つの電車を同じ線路で走らせるようなものだ」と述べています。どちらの食べ物も「本来のペース」で進むことができなくなり、結果的に「腸全体の流れ」が遅くなってしまうのだそうです。

そうすると、長時間にわたって腸内にとどまった食べ物は、やがて体内で腐敗して、消化管の壁に貼り付いていきます。腸は狭くて通りにくくなり、排泄物が流れていこうにも、そのためのスペースがなくなってしまいます。

「ファスト」×「スロー」は、腸の「悪循環」を生む

また、体内の毒素は、腸の壁を通って腸内に達し、そこから体外に排出されていくのですが、そのときに通る腸の壁がふさがれると、毒素が排出されるルートも断たれてしまいます

それだけではありません。「消化に時間がかかる」ということは、「腸がずっと働きつづける」ということ。腸の自浄に必要な「すき間」の時間、つまり「空っぽのまま何もせずに休む時間」を奪うことになり、腸はどんどん疲れていってしまうのです。

「ファスト」と「スロー」の食品を組み合わせて食べるというのは、実は、腸にとって「悪循環」を生む行為なのです。

とはいえ、日常的にトマトパスタを食べている人は決して少なくないはずです。しかも、アダムスキー博士の主な活動の場はイタリア、つまりトマトパスタの本場です。「トマトパスタが食べられない食事法なんて続けられない」と訴えるイタリア人のさぞかし多かったことでしょう。

博士自身も、「私だって『トマトソースのパスタが食べられなくなる』と聞いて喜ぶ人がいないことはわかっています」と少し申し訳なさそうに説明しています。

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