あとは、Roomの名前や時刻などを指定して、「Publish」ボタンをタップする。これで、予定が作成される。URLを他のSNSで共有したいときには、「Share」ボタンをタップし、アプリを選択しよう。「Copy Link」ボタンをタップすると、リンクをクリップボードに保存しておくことも可能だ。これで、ほかのSNSから友達を招待しやすくなるはずだ。
2.アイコンやプロフィールで音声以外の情報を伝える
複数人での音声によるコミュニケーションに特化したClubhouseだが、特化しすぎているがために、音声以外での伝達方法がまったく実装されていないのは、少々使いづらい部分だ。
会話している中で、お勧めのサイトを紹介したいときや、目の前にあるものを見せたいときなどに、別のSNSやメッセージアプリを使わなければならず、手間がかかってしまう。移動中で会話に参加できないことを伝えたい場合も、ステータス表示がないため、いったん声を出さなければならない。
このような仕様の不足を、工夫で補うユーザーも出てきた。その1つが、アイコンの写真を使ってのコミュニケーションだ。
Clubhouseで唯一ユーザーがアップロードできる写真が、自身のアイコンということを利用し、ここに「移動中」や「会話できません」といったステータスを表示し、Roomの参加者に伝える手法が、一部のユーザーに広がり始めている。アイコンに用いている顔写真を複数枚用意して、その上に文字を重ねていき、必要に応じて差し替えるという手順になる。
iOSの写真アプリには、テキストを重ねるマークアップ機能があるため、これを利用するのが手っ取り早い。
まず、アイコンに使った写真を写真アプリで開き、共有ボタンを開いて「複製」をタップ。必要な枚数の複製を作ったら、それぞれの写真に編集を加えていく。写真表示中に右上の「編集」をタップし、編集メニューの右上に出る「…」から「マークアップ」を選択しよう。文字は手書きで加えてもいいし、テキストを重ねてもいい。
1枚1枚編集していくのが面倒なときには、アプリを活用する手もある。App Storeには、Clubhouseでステータスを示すためのアイコンを作成することに特化した「Chカメラ」というアプリも公開されている。
これは、Clubhouseの運営元ではなく、個人の開発者が作ったもの。「移動中」や「聞き専」といった文字入りのアイコンをタップするだけで作成でき、iPhone内に保存できる。
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