「クラブハウス」ツールを駆使して快適に使う技 「移動中」「会話できません」をアイコンで伝える

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同様の方法で、文字情報を伝えることも可能だ。この場合は、プロフィール欄を利用するといい。本来は、自分がどういう人物なのかを紹介するページだが、唯一テキストを自由に編集できる場所でもある。

お勧めのサイトを紹介したいときや、声だけでは伝わりづらい英語のスペル、漢字などを伝えたいときなどには、ここを書き換えるといいだろう。プロフィールに「通信欄」のようなものを作っておき、そこをコミュニケーションの補完用に使うのも手だ。

3.長時間利用にオススメの「片耳ずつ」AirPods

移動中やほかの人がいるカフェなどから参加する場合、イヤホンは必須。iPhoneユーザーの中には、同じアップル製のワイヤレスイヤホンであるAirPodsやAirPods Proを使う人も多いはずだ。

ケーブルいらずで取り回しがよく、iPhoneと簡単に接続でき、マイクの性能もまずまず。ノイズキャンセリングに対応したAirPods Proなら、周囲がうるさいときでも、比較的相手の声が聞きやすくなる。筆者もAirPods Proを使っているが、音楽以上に声の大きさがまちまちなため、ノイズキャンセリングの恩恵が大きい印象を受ける。

ただ、Clubhouseはラジオのように、ながら聞きできるため、流しっぱなしにしていると、いつの間にか長時間になってしまう。雑談が盛り上がったときにも、時間を忘れてしまうはずだ。

有線のイヤホンなら、iPhoneのバッテリーが切れるまで続けられるが、AirPodsやAirPods Proは本体よりも連続駆動時間が短いため、先にバッテリーがなくなってしまう。AirPodsは1回の充電で3.5時間、AirPods Proは1回の充電で3時間の連続通話が可能だが、利用状況によっては、より時間が短くなってしまうこともある。

AirPodsを使うときには、片耳ずつがオススメだ(筆者撮影)

このようなときにオススメしたいのが、AirPodsやAirPods Proを片耳ずつ使うという方法だ。音質が重要な音楽ではないため、片耳でも十分話している内容がわかるうえに、適度に周囲の音が入ると、ながら作業もしやすい。歩きながら会話するときも、片耳だけにしておいたほうが安全だ。

AirPodsやAirPods Proは、片耳だけ装着しても機能するように設計されているため、複雑な設定は不要。ケースから出し、左右どちらかの耳に装着するだけだ。

片耳だけで使うと、バッテリーが足りなくなってきたとき、すぐにもう一方の耳に変えることで、長時間使い続けることができる。単純計算では駆動時間が2倍に伸びるが、もう一方の耳で聞いている間に、先に使っていた方の充電が終わるため、ケース側のバッテリーがなくなるまで、エンドレスで聞き続けることが可能だ。とくに、Clubhouseにどっぷりつかっているようなヘビーユーザーにオススメの使い方と言えそうだ。

石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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