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有名企業は「エントリーシート」で何を聞くのか 設問の「クセ」がわかれば対策が立てやすい

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エントリーシートは学生を詳しく知るためのものなので、設問はかなり多くなるのが通例だ。ところが、とんでもなく少ない企業がある。三井物産が求めるのは自分史だけだ。

「自分の歴史を2000字くらいで書く形式だった」(上位国公立大・文系)

「自分史だけ」と言っても定番の志望動機くらいは書かせているだろうと思うかもしれないが、違う。「志望理由など一般的なエントリーシートの設問が一切なく、自分の歴史を記すだけだった」(早慶大クラス・文系)と志望動機の欄はない。たぶん、三井物産は自分史だけで学生の資質・気質が判断できると考えているのだろう。潔いと思う。確かに、たくさん書かせれば学生を深く理解できるというものではないだろう。

設問の量が「えげつない」

三井物産はシンプルな設問だったが、逆の企業のほうが多い。その筆頭が花王。多数の設問と記述量で強い印象を与えている。かなり多くの学生がその量に圧倒されていたようだ。

「量がえげつなかった」(旧帝大クラス・理系)

設問項目は定番の質問が多く、プラスに評価する学生のほうが多い。

「自己分析を細かく行わなければ答えられないような設問ばかりで、就職活動を行ううえで参考になった」(上位私立大・理系)

東京ディズニーリゾートのファンは子どもだけでなく大人にも多い。運営会社のオリエンタルランドは、エントリーシートで「『あなたが一番笑顔になれること』を動画30秒以内で撮影し提出してください」という注文を付けている。最近は動画提出を求める企業は珍しくないが、「一番笑顔になれること」という言葉に反応し、「動画選考の内容が企業らしい」(上位私立大・文系)と好感度を上げている。

ANAもオリエンタルランドに似ており、動画提出と手書きに加えて多数の設問が特徴だ。

「動画の提出があったし、設問が多かった」(中堅私立大・文系)

「動画選考があった」(その他私立大・文系)

また、内容が細かく、「書かされた」や「人格を問われる」と疲労感をにじませる回答もあるが、その一方で、「個性的な質問」と好意的に受け止める学生もいる。

「キャリアプランを細かく書かされた」(旧帝大クラス・文系)

「質問内容が人格を問われるようなものだった」(その他私立大・文系)

「文字数が多く個性的な質問が多かった」(早慶大クラス・文系)

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