3月1日の就職活動解禁が近づいてきたが、準備は万全だろうか? とくに面接対策は重要だ。模擬面接は経験しただろうか? キャリアセンターで「~が足りない」と指摘されたことはあるだろうか?
本番に臨む前にもう一度自分を点検し、足りないものを補ってほしい。そのために2021年卒採用で評価が低かった学生の特徴を参考にしてもらいたい。引用する人事コメントは、HR総研「2021年卒&2022年卒採用動向に関する調査」(2020年6月26日~7月2日実施)の「面接で評価が低い学生」に記載されたデータである。
チェックされるポイント
面接は対面コミュニケーションによる評価である。昨年から採用のオンライン化が常態化し、Web面接が急増した。しかし、相手の顔を見ながら質疑応答、会話するという本質は変わっていない。学生の表情、話し方、そして内容によって評価される。
オンライン化によって変わったこともある。面接室を使うリアル面接では、入退室、椅子への座り方なども見られている。学生は油断しているかもしれないが、面接前や面接後の態度や会話も記録する企業は多い。
学生が最初から座っているオンライン面接では、入退室、着席、待合室などの情報は得られない。これをWeb面接の短所と考える採用担当者は多い。ただし、別の情報が得られる。目の前に顔があるので表情を細かく観察することができるのだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら