リモート面接で落ちる「残念な就活生」の特徴 カンペ・準備不足は当然、練習のしすぎもNG

✎ 1〜 ✎ 657 ✎ 658 ✎ 659 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

志望企業の研究・理解は面接の前提だが、「足りない」「欠けている」学生がいる。面接官にとって時間のムダでしかない。

「質問に対する回答がずれている、理解度が低い」(情報・通信・300人以下)

「会社説明会の内容を覚えていない学生」(情報・通信・300人以下)、

「そもそも一括エントリーのような形で入ってきただけで当社についての下調べがほとんどない」(商社・流通・300人以下)

高度な文明の基盤は人類の言語能力だ。言語によって人は他者と意識や感情を確認・共有できる。現代社会でも言語能力は働くための最も根底にある能力だ。

しかし、コミュニケーション不全の学生がいる。会話以前にマナーや立ち居振る舞いが悪く、遅刻する者もいる。

「立ち居振る舞いが、悪い」(サービス・1001人以上)

「服装、髪の乱れ。声が小さいなど」(サービス・301~1000人)

「論理的ではない。遅刻をする」(情報・通信・1001人以上)

会話が成立しない

会話が成立しない学生もおり、多くの面接官が不満を述べている。大学を卒業するまでの教育期間は長く、小中高で12年間、大学4年生の春までに3年間、計15年の教育を受けているはずだ。

残念なことにその成果がなく、意味不明の言葉、間違った敬語、会話が成立しない学生がかなりの確率で存在している。キャリアセンターの存在意義が問われる事態だが、こういう学生はキャリアセンターに行かないことが多い。

「暗い学生・会話にならない学生」(サービス・1001人以上)

「自ら発言できない」(サービス・1001人以上)

「敬語が使えない。表現力が無く、何を言おうとしているのかわからない学生」(運輸・不動産・300人以下)

次ページ練習のしすぎが裏目に…
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事