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自社も競合も丸裸にする「利益」の深堀り分析術 ビジネスパーソンに知ってほしい会計の知識

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  • 西山 茂 早稲田大学ビジネススクール教授
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自社の成長率が低い場合には、その理由を確認して適切に対応する必要がありますし、売上高が伸びていたとしても、それが値引きによる大量販売など、利益を犠牲にした伸びでは問題ですから、利益を伴った売上高の増加になっているかを確認することも重要です。

事業の状況によって判断することも重要です。「売上高の拡大→固定費の負担が減少→業績向上」といった「規模の経済」が働く設備投資型事業では、売上高の拡大は大きな意味があります。ニッチや希少性で勝負する事業の場合は、売上高の拡大はそれほど意味がないこともあるのです。

売上高総利益は付加価値の大きさを表す

売上高から売上原価を差し引いた「売上総利益」は、企業の提供している商品や製品、サービスなどの付加価値の大きさを表し、売上高に対する売上総利益の率である「売上高総利益率」は、その企業や業界の利益構造、コスト構造と密接に関係しています。

(画像提供:KADOKAWA)
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