アマゾンの倉庫がスゴい!「動的思考」の秘密 誰でも問題発見&解決力がつく「矢バネ」図の力
最後のステップは、「矢バネ」とタテ軸で作られた2次元の面を、いかに「動的」な視点を意識して眺めるかという作業だ。
・「変形・変化」(矢バネの形が変わる、削除されることの意味合い)
・「関係性」(インパクトの大きいところの発見)
・「因果の流れ」(複雑性や非効率性の理解)
・「力関係」(変化の方向性・ダイナミズムの理解)
・「関係性」(インパクトの大きいところの発見)
・「因果の流れ」(複雑性や非効率性の理解)
・「力関係」(変化の方向性・ダイナミズムの理解)
とくにこれら4点は重要なヒントになる。図を眺めながら、新たな発想、課題をあぶりだしていこう。
「矢バネ」を事業の価値創造に生かす
「矢バネ」を自由に使いこなせるようになると、さまざまなビジネスシーンに応用が利く。
企業の価値創造を分析するために、事業活動全体をひとつの「矢バネ」に落とし込んだ「バリューチェーン」と呼ばれる図があるが、タテ軸、ヨコ軸を駆使して全体を整理してみると、価値向上やコスト削減などの打ち手が見えてくるだろう。
これは、情報技術を使って抜本的にビジネス・プロセスを見直す際によく描かれる図だ。タテ軸に業務の流れ、ヨコ軸に組織の階層や部署をとって、タスクを整理すると、右や左への矢印が多いところが目に付く。無駄が多く、業務と組織の見直しが必要なところだ。
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